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国道353号早期整備へ決起大会

 国道353号高柳町―松代町間の早期整備を目指す総決起大会が9日、高柳町民総合センターで開かれた。柏崎、高柳、松代の3市町から約250人が参加。公共事業、特に道路特定財源の見直し論議が盛んな中で、整備の必要性を訴え、実現に向けて熱意を示した。

 353号は群馬県桐生市と柏崎市とを結ぶ156キロ。1974年に国道に昇格し、92年には柏崎市鵜川と高柳町石黒間に小岩トンネルが開通し、大幅に利便が向上した。しかし、県境と高柳町石黒―松代町蒲生間約7キロが未整備のまま。県で路線調査などを進めているが、地元や沿線では、冬期間の安全確保、日本海と関東圏の人と物の交流、また工事着手された上越魚沼地域振興快速道路とのアクセス路線として、早期の改良を求めている。

 冒頭あいさつに立った西川市長は「調査や準備を十分に重ねてきた。逆風の中だが、整備着手にこぎつけたい」と強調。沿線に住む松代町寺田の井上功さん、市内鵜川の小野フミエさん、高柳町居谷の小野島弘さんの3人が「冬でも安心して通れる道を」「今は太いホースに細いホースをつないだようなもの。ネットワークとして機能しない」「自然豊かな土地で暮らせ、通勤出来る道路を」と、道路の必要性を訴えた。

 来賓として出席した土山和夫・県土木部長らは祝辞の中で、道路特定財源の確保に協力を求めるとともに、整備効果が短期に発揮されるような地域としての取り組みに期待した。大会は続いて、道路特定財源の確保、冬期間の安全で円滑な交通確保などを内容とした決議を採択した。 (2001/ 8/10)

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