海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
>>過去記事一覧
市内青海川の風の丘・柏崎コレクションビレッジ地内に風力発電機を設置しようと、協同組合・ニューエネルギーリサーチ(田辺忠弘理事長)はこのほど、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「新エネルギー草の根支援事業」で補助金交付を申請した。風の丘は、市が1997年度から風力開発フィールドテスト事業を実施した地点。ニューエネルギーリサーチが市の事業を引き継ぐ形で風力発電の実現を目指す。
申請は、総事業費1億6,200万円のうち、約半額の7,750万円の助成をNEDOに求めたもの。審査結果は10月初旬には判明すると見られる。昨年度に続く2度目の申請で、前回はパスしなかっただけに再挑戦への期待は大きい。今年度は市も当初予算に補助金を計上しており、申請が認められれば、その助成も得て、年度内に480キロワットの風力発電設備をコレクションビレッジの小高い丘の上に設置する計画だ。
発電した電力は風力発電機PRのためのライトアップに利用。余剰電力は東北電力に売電する。そこから期待できる利益はすべて新エネルギーの普及活動に使うとしている。
ニューエネルギーリサーチはこれまで、てんぷら油の廃油をディーゼル車の燃料に転換する設備の開発を成功させており、風力発電は組合事業の第2弾だ。田辺理事長は「高速道路から見える風の丘に設置して、観光面でも意味あるものにしたい」と話している。
(2001/ 8/13)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。