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ハクチョウに匿名の人からエサ400キロ

 ハクチョウの名所で知られる西山町長嶺に、ハクチョウのエサとなる未成熟米約400k分が柏崎市内の匿名の人から届き、地元の人が感謝している。

 同所で長年ハクチョウの世話に当たっている庭山進さん(65)によると、今月下旬、柏崎の男性からエサを届けたいとの電話があった。留守中の来訪に備え、庭山さんは車庫に張り紙をし、26日夕、外出先から戻ったところ、車庫内に14袋が整然と積まれていた。

 毎年、食パンや未成熟米などエサの確保に苦労している地元にとってうれしいプレゼント。電話の男性は名字だけ名乗り、「エサやりは大変だろうが、ハクチョウにやってもらえないか」と話していたという。庭山さんは「毎年、遠方を含め十人くらいから未成熟米をもらっているが、見ず知らずの人からのまとまった提供は初めて。ハクチョウに代わってお礼を申し上げたい」と話している。

 長嶺は1978年の晩秋の初飛来以来、ハクチョウの越冬地で知られる。県内に飛来するハクチョウの約9割がコハクチョウだが、大池のほとんどはオオハクチョウで昨シーズンはピーク時に200羽を超えた。地元ではハクチョウの飛来に備え、10月半ばごろハス刈りを始める。

(2001/ 8/31)

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