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高浜小で古代米「黒米」が給食に

 市立高浜小(松崎礎校長、児童数22人)で7日、古代米の「黒米」が給食のメニューになった。市内善根の専業農家・中村寛美(ひろよし)さん(50)が栽培したもので、児童も「おいしい」と大喜び。ちょっぴり昔の時代に思いをはせた。

 中村さんは「健康的でおいしいご飯を自分自身が食べたい」とコシヒカリをはじめ、ミルキークイーンなど多くの品種を作付けしており、「黒米」もその1つ。埼玉県内にある種籾(もみ)生産組合から今年初めて籾を求め、2アールに作付けした。収穫した「黒米」を子どもたちから味わってもらえたら――と市農林水産課に話を持ちかけたところ、同校と北条北小で試食することになった。

 黒米はもち米の一種で表面が黒色、中は白色。栄養価の高い表皮を残し、この日は白米80%、黒米20%の割合で炊いた。白米も赤紫色に染まり、少し濃い目の赤飯といった色合いだった。給食に招待された中村さんは「ご飯は健康にいいから、しっかり食べて」と児童に呼び掛けた。

 最初の一口を食べた児童から一斉に「おいしい」と驚きの声。4年の中川大陸(ひろたか)君は「噛(か)めば噛むほど甘みが出てくる」、5年の吉田文香(ふみか)さんも「甘くておいしい。おもちのようで、しかもプチプチとした感触がいい」とにっこり。

 同じ5年の山本千尋さんは食後の感想発表で、社会科で習った弥生時代のコメづくりについて触れ、「当時の人たちと同じ体験をして感動した」といい、松崎校長は「農業の少ない地域だけに、古代米を通じて日本の稲作伝統文化に触れる絶好のチャンスだった。栄養を考える場にもなった」と話した。

 【古代米】昔の稲が持っていたと推測される特徴を今も残している稲。玄米表皮に色素を含む「赤米」「黒米」、香りの高い「香り米」などがある。明治時代に現在の白い米が誕生し、改良されると、収量の少ない古代米はやがて姿を消し、神事用や研究用としてわずかに残った。近年、古代米には各種のビタミンや鉄やカルシウムなどが多く含まれていることが分かり、健康食品として注目され始めてきた。

(2001/12/10)

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