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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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中高一貫・翔洋で初の入学選考

 県立中高一貫校の入学者選考検査が25日、県内3校で一斉に行われた。このうち、市内北園町で柏商校舎の一部を使って今春開校する柏崎翔洋(しょうよう)中等教育学校の初の選考検査には、141人の小学生が臨んだ。

 柏崎翔洋は定員80人(2学級)に対し、今月10日の締め切りまでに男子57人、女子86人の143人が志願。うち2人の辞退があり、当日の受験状況は男子56人、女子85人、1.76倍だった。主に柏崎市内とその周辺を中心に、長岡市、上越市からの受験生もいた。

 この日は厳しい冷え込みの中を、受験生たちは仲間、保護者らと次々と会場入りした。少し緊張気味の表情で受け付けを済ませ、8つの教室に分かれた。最初に受験上の注意を受けた後、午前9時10分からの作文を皮切りに、午前中はオリエンテーション、討議を行うグループ活動1。昼食をはさんで、午後からは討議した内容を個人でまとめるグループ活動2、1人10分程度の個人面接が行われた。

 控え室で、「ドキドキして待っている」という市内の母親(42)は「子供が、勉強がたくさんやれそうだから受けたいと言った。精いっぱい全力を尽くしてほしいと思う」と話した。長岡から来た母親(40)は「子供が受けたいと言ったので、チャレンジと思って受けさせた。中高一貫で高校受験がなく、数学と英語が少人数教育という点に魅力があったようだ」と日程の終了を待った。

 県内ではこの日、村上中等教育学校、阿賀黎明中学校でも同じ時間帯、統一問題で入学者選考検査が実施された。合格発表は2月2日午前10時。

(2003/ 1/25)

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