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柏崎市と高柳町がまとめた降積雪観測地点(計10カ所)の1月降雪量によると、柏崎は近年の平均、高柳は少なめの降り方という結果を示した。(各観測地点の今年と昨年の合計降雪量、1998年から5年間の平均値はグラフ)。
柏崎刈羽地方は1月4日から7日にかけて寒波に見舞われ、特に4日から5日は平場で20センチ前後、中山間地で40センチから60センチの降雪を記録。しかし小正月前後はほとんど雪が降らず、その後は20日過ぎと月末にまとまった雪があった。このため、市街地ではほぼ昨年同様に近年の平均的な数値となった。昨年は少雪だった市内の北条北小、五中、旧鵜川小の観測地点でも近年並みの降雪だった。
高柳町では標高の高い磯之辺や板畑がほぼ例年並みの降り方だったものの、門出と石黒は昨年や近年の平均よりかなり少なめ。住民は「降雪が長続きしなかった」「風が強く、雪が飛ばされていくようだった」と話し、同じ黒姫山のふもとにある旧鵜川小とは異なる傾向になった。
各地の1月の最高積雪は、市内では柏崎土木事務所、柏崎総合高校が21センチ(30日)、北条北小65センチ(8日と30日)、五中55センチ(8日)、旧鵜川小135センチ(8日・30日・31日)。高柳町では、岡野町98センチ(7日)、磯之辺194センチ(31日)、門出130センチ(8日)、石黒120センチ(8日)、板畑155(8日)。1月中に市内東港町にある市雪捨て場に搬入された雪の量は1,013立方メートル。ほぼ降雪量が同じ中で、昨年が利用ゼロだったのは、昨年はまとまった降雪が正月休み中だったことに理由がありそうだ。
一方、今年1月は気温が低かったのが大きな特徴。柏崎のアメダスのデータによれば、最低気温が氷点下となった日は14日あり、1カ月のほぼ半分。昨年は、それが4日しかなかった。日平均気温の1カ月平均は昨年が4.05度だったものが今年は2.41度と低く、日最低気温の1カ月平均も昨年が1.11度だったのに対して、今年は氷点下0.25度と1度以上も下がった。最も寒かったのは9日で、アメダスは氷点下3.2度、柏崎地域消防本部の観測では氷点下3.5度だった。
(2003/ 2/ 8)
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