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内覧会で同社のLNGポンプ部品を説明する飯塚社長(中央)=25日、柏崎フロンティアパークの第一製造工場 (2024/12/26)


院内では久々のコンサート。クリスマスツリーが飾られる中、ピアノの調べで楽しませた=24日、市内北半田2、柏崎総合医療センター (2024/12/25)


解散が決まり、最後の稽古を行った「空和会」=20日、市武道館 (2024/12/24)

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県が柏崎地域振興計画を策定

 柏崎地域振興事務所など県の地域機関が策定を進めてきた「柏崎地域振興計画」がこのほどまとまった。「住むなら、ふるさと『柏刈』で! 安心・快適・活力で地域に魅力を」を基本理念に、3つの戦略テーマと事業の目標を掲げており、県の2003年度予算案にも計画実現に向けた予算措置がされている。

 2001年4月に策定された県の長期総合計画「新潟・新しい波」では、住民、市町村、NPOなどいろいろな団体とのパートナーシップによる県づくりを提唱し、県内を14地域に区分して固有の特性や課題を踏まえた地域振興方向を明らかにしていく方針を示した。柏崎地域(柏崎市、高柳町、刈羽村、西山町の4市町村)でも県の地域機関が連携して調整会議を発足させ、市町村の計画との整合性を図りながら、住民や団体からの意見聴取を行い、2001、2002年度の2カ年で振興計画の策定を進めてきた。

 計画では柏崎地域の課題を踏まえ、「安心して住み続けられる地域」「再び訪ねてみたいと感じられる地域」を目指すため、基本理念で、安心・快適・活力の3つの和を重ねて、地域全体に「魅力」をつくりたいとした。この中で特に地域として進めていきたい事業は@安心快適、エネルギーの街づくり(社会生活基盤整備の推進)A豊かな食文化創造(山・里・海をつないで味わう「柏刈の食」づくり)B高齢者ひと安心(広域的な相互扶助の仕組みづくり)──という3つの戦略テーマにまとめた。また、いずれの戦略でも里創プラン推進と結びつけ、情報の受発信にポイントを置いた。地域振興計画の目標年次は2010年までの8年間だが、各戦略別に5年間にわたって優先して実現を目指していく事業や目標も示した。

 平山知事は12日の県新年度予算案発表会見で、地域振興計画に基づいた予算執行による効率の良さと、高い効果への期待を強調。柏崎地域でも「にいがたスクールエコ運動」など7事業の予算を計上している。

(2003/ 2/26)

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