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市町村合併について住民の声を聞く高柳町の集落懇談会が16日夜の塩沢集落を皮切りにスタートした。住民は行政連絡員など地域自治の成り行きに強い関心を示し、同町が編入される柏崎市の住民サービス内容を問う声も多かった。
高柳町は合併問題の情報「かわら版」を10回発行するとともに、昨年は4月から5月にかけて集落懇談会を、8月には全町懇談会を開催し、住民との意見交換を重ねている。今回は柏崎・刈羽地域任意合併協議会で行政制度・住民サービスの調整方針の協議が一通り行われたことから、新市建設計画基本構想原案と併せて説明し、住民から意見を聞いた。初回となった塩沢集落(村田俊明区長・35世帯)では約30人が出席した。
法定協議会に持ち越しとなっている行政連絡員制度(事務嘱託員・町内会長)や地域審議会の内容、支所機能、選挙投票所の数などがはっきりしないことから、住民からは「現状と大幅に変わることがないよう、協議や交渉では強い意思で臨んでほしい」「住民の声が届く仕組みを」という要望が強く出された。樋口町長は「新市の中に分権型の仕組みをつくることでサービスも効率も良くなるはず。皆さんの声を力にしたい」とした。また住民からは、コミュニティデイホームなど高柳にはない柏崎独自のサービス内容や、資源ごみの分別指導など生活に密着した分野での柏崎市のやり方について質問が出た。
(2003/ 3/17)
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