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バルク船(右)の船倉に積み込まれる中国輸出用のスギ丸太。写真左は野積みされた集荷場所=19日、柏崎港中浜2号ふ頭 (2024/12/20)


バスケットボールのウインターカップに出場する産大附属女子。同校初の 「ベスト8」を目標に掲げる=同校 (2024/12/19)


若手農業者が開いた門松作り体験会。稲わらを編んだコモを巻き付ける参加者ら=16日、刈羽村とうりんぼ宿泊交流センター (2024/12/18)

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西山町で合併テーマの集落懇談会始まる

 市町村合併をテーマにした西山町と同町議会による集落懇談会が21日の坂田集落(西沢耕次総代)を皮切りに始まった。懇談会は5月3日まで40会場で開催。三富町長は懇談会終了後に20歳以上の町民対象に意向調査を実施することを明らかにしており、その内容に対する質問も多く出た。

 町と議会では昨年7月に地域別の8会場で懇談会を開いた。その後、町長が他の課題とともに集落説明に出向く形はあったが、全町対象は今回が2回目。坂田会場には約70人が参加した。

 三富町長は柏崎・刈羽地域任意合併協議会の経過を報告し、「法定協議会前に、町民とひざを突き合わせて話し合いたい」とあいさつ。同席した渡辺甚一郎議長、斎木裕司・議会市町村合併等調査特別委員長は、行政制度の調整協議で40項目近くが法定協議会や合併後の協議に持ち越されたことから「重要な課題はこれから」と説明した。

 住民からは「支所がなし崩し的になくなるのは困る」という声や、同町が近年レベルアップに努めてきた在宅介護などの福祉分野で「サービス内容が落ちないように」との意見が多かった。町民への意向調査をめぐり、「質問項目はどんな内容か」「柏崎だけでなく長岡や刈羽という選択肢はあるのか」「結果はどう扱うか」などの質問が続出。町長は「項目はまだ決めていない。内容は議会と相談し、十分に注意をはらいたい」「民意を尊重することは当然のこと」とした。

 斎木委員長は今後の大きな課題として地域審議会、支所、地域自治などについて、委員会での協議内容を説明。「西山町(ちょう)に一定の予算と予算執行権を持つ地域自治を認め、総合支所の設置を」などと住民に提起した。

(2003/ 3/24)

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