内覧会で同社のLNGポンプ部品を説明する飯塚社長(中央)=25日、柏崎フロンティアパークの第一製造工場 (2024/12/26)
院内では久々のコンサート。クリスマスツリーが飾られる中、ピアノの調べで楽しませた=24日、市内北半田2、柏崎総合医療センター (2024/12/25)
解散が決まり、最後の稽古を行った「空和会」=20日、市武道館 (2024/12/24)
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統一地方選後半戦となる柏崎市議選が20日告示される。続いて22日には高柳町長選と高柳町・刈羽村・西山町の各議員選が告示となり、有権者に最も身近な政治決戦が柏崎・刈羽地域で繰り広げられる。投開票日はいずれも27日。すでに一部の選挙は無投票が確実だが、市議選は定数を2人上回る少数激戦が予想されるなど、日ごとに熱気も高まっている。市町村合併への動きの中、2005年3月の合併特例法期限前に行われる最後の統一地方選だ。
柏崎市議選(定数30)は、現職のうち内山完二氏(朋友会・柳橋町)、高橋照男氏(市民クラブ・平井)、飯塚晴紀氏(社会クラブ・新道)、高野宰氏(市民クラブ・中田)が今期で引退。議席維持を目指して立候補するのは26人だ。これに対し新人は6人が出馬を表明。現職と合わせて、定数を2人上回る32人の戦いとなる見通しだ。定数超過の情勢となったのが年明け後だったため、現職を中心に選挙戦へ拍車がかかるのが遅かったが、議会2月定例会と並行して準備が活発化した。
4年前の前回市議選が、東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル計画をめぐる局面の中で戦われたのに対し、今回は同原発のトラブル隠しに伴う運転再開問題が大きな政治課題。また市町村合併を見据えた行財政運営や不況対策なども政策議論の焦点だ。ただ原発運転再開問題は争点が見えにくく、市町村合併は郡部に比べて市民の関心が高くないのも現実。今回の選挙は今まで以上にそれぞれの基礎集票力が問われる戦いともなりそうだ。
(2003/ 4/18)
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