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市内青海川、空想ひみつ基地・こどもの時代館(石黒信行館長)に19日、米メジャーデビューしたヤンキースの松井秀喜選手の直筆サイン入りユニホームなどが届いた。早速、松井選手のニックネームのゴジラのおもちゃコーナーに展示され、本人よりも一足早く殿堂入り≠オた。
同館は昨年4月、それまでの旧とんちン館からリニューアルしてオープンした。館内には1960―70年代のキャラクター、ヒーローなどのおもちゃ、まんがなどが1万6,000点以上。ゴジラや仮面ライダー、ウルトラマンなど特撮シリーズ、アルプスの少女ハイジなどのおもちゃがずらりと並ぶ。
松井選手のユニホームなどは、展示品の大半を貸し出している名誉館長の西村祐次さん(48)=福島県郡山市=に贈られたもの。以前から家族ぐるみで松井ファンだった西村さんが、メジャー移籍を記念して自作のゴジラのソフトビニール数体をプレゼント。そのお礼に、直筆サイン入りのヤ軍のレプリカユニホーム、ボール、写真パネルなどが送られてきた。
ゴジラ松井の人形などと一緒に飾り付けを行った西村さんは「ゴジラが取り持つ縁で松井選手からサインをいただくことができ、感激している。野球少年たちにこのサインを見てもらい、松井選手のようにいつも新しいことに全力で挑戦する気持ちを持ってもらえたら幸いだ」と話す。間もなく始まる大型連休には、松井グッズが市内をはじめ、各地の野球少年たちの人気を集めそうだ。
(2003/ 4/20)
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