園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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柏崎刈羽地域の市町村合併についての首長会議が11日、市役所で行われ、刈羽村を除く柏崎市・高柳町・西山町の3市町で法定合併協議会を設置する議案を各議会に提出することを決めた。同一議決日は今月27日の予定。可決されれば、7月1日にも法定協を設置する。柏崎刈羽地域では昨年から4市町で任意合併協議会をつくって話し合いを続けてきたが、刈羽村は原発財源による突出した財政力などを背景に早期合併への機運が高まらなかった。
首長会議は約1時間にわたって行われた。終了後の記者会見で西川市長は3市町の組み合わせになったことを報告し、「刈羽村も合併を否定しているわけではなく、(特例法期限の)2005年3月には入れないということ。少し残念だが了解した」と話し、刈羽村にはオブザーバー参加を要望し、小国町にも同様の申し入れをするとした。
続いて、高柳町の樋口町長が「柏崎刈羽は運命共同体であり、これまでも連携し、地域振興を図ってきた。さらなるまちづくりを目指し、法定協議会での勉強を重ねたい」と述べた。西山町の三富長は「刈羽村が法定協議会に移らないのは残念だ」とする一方、「柏崎市とは歴史的、交流のつながりが深く、経済圏でもあると訴えてきた。27日にしっかりと議会に上程したい」と決意を語った。
刈羽村の品田村長は「村民意向調査、議会の動向から、法定協議会には進めないと判断した」とし、「列車から途中下車をし、線路の脇を一緒に車で走るのは楽だが、2本足で走るのはなかなか大変だ。自立を選択しても平坦ではないと改めて厳しさを感じている」と固い表情。さらに「この地域に根づいた活動を進め、いいパートナーシップを築きたい」と言葉を続けた。
(2003/ 6/11)
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