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北陸農政局新潟農政事務所は29日、今年産米の検査概要(9月15日現在)を発表した。稲の生育・収穫が遅れ、検査数量は前年の14.5%という少ない時点のまとめで、コシヒカリの1等が57.3%、水稲うるち米全体で45.6%となっている。地域別の概要は公表されていないが、柏崎刈羽の関係機関によると、当地方は9月末現在でコシヒカリの1等が67%、こしいぶきの1等が78%で、「近年は県内最下位クラス」と言われてきた柏崎刈羽の健闘が光っている。
県全体の主要品種別の1等比率は、コシヒカリが57.3%(前年比21.4ポイント減)、こしいぶき68.6%(同15.2ポイント減)、ゆきの精34.3%(同2.8ポイント減)、ひとめぼれ35.8%(同4.4ポイント減)。水稲うるち米全体では45.6%で前年比9.8ポイント減。早生(わせ)品種の格落ちは、低温・日照不足に伴う穂ぞろいの遅れによる青未熟米や死米の混入、平年より多く発生したカメムシ被害などが原因だ。コシヒカリ、こしいぶきも青未熟米の混入があり、今後は長雨による倒伏の影響が懸念されるとする。
柏崎刈羽産米の1等比率は、こしいぶきが前年最終より若干比率を落としているものの、コシヒカリは前年最終(53.7%)と比べて13ポイント以上アップしている。近年の格落ち原因のうち、高温登熟や水不足がなかったことに加え、関係機関や農家が一体となって早刈り防止に取り組んだ成果が表れたといえそう。市町村別では 高柳町が85%、柏崎市69%。スタートが好調だった刈羽村はここにきて数値を落とし64%、小国町が60%、西山町が54%となっている。越路早生の1等は60%、ゆきの精は39%で、充実不足、カメムシ被害、胴割れが見られるという。
(2003/10/ 2)
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