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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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蓮池さん夫妻が帰郷1年でメッセージ

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)の父親秀量さん(76)は17日の会見で、薫さんと妻祐木子さん(47)が帰郷1年にあたり、市民にあてたメッセージを読み上げた。夫妻はこの1年の支援に感謝し、「まだ大変な日々が続くかもしれませんが、最後までくじけず頑張ってまいります」と決意を示した。

 薫さん、祐木子さんはメッセージで「生まれ育ったこの地で子供を待ち、新しい人生を歩む決心をしました」と振り返り、「この1年間、皆様のご声援、ご支援がなかったら、私どもはここまで頑張って来れなかったはずです」と感謝した。秀量さんも羽田空港でタラップを降りてくる薫さん、祐木子さんを見た時の感動を思い起こし、「この問題が全面解決するまで頑張っていく」と気持ちを奮い立たせた。

 前日の細田博之・官房副長官、中山恭子・内閣官房参与の訪問について、秀量さんは「問題解決にはまだ時間がかかる」との感触を示し、「内閣が変わるたびに1からやり直しでは積み重ねがない。一つひとつ段階的に取り組んでほしいと要望した。総理の再度の訪朝もお願いした」と述べた。薫さんは子供の帰国後の心理状態や生活環境に配慮し、「小細工をせず、芯の通った交渉を。帰国が長くなっても致し方ないから、正しく粘り強い折衝で帰国させてほしい」と訴えたという。

 秀量さんは25日、佐渡で開かれる曽我ひとみさん(44)の母親ミヨシさん=失跡当時(44)=の救出集会に妻ハツイさん、長男透さんと参加する予定だ。

(2003/10/18)

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