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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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蓮池薫さん「90年代後半から隔離状態」
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)は25日、市役所で会見し、1990年代後半から小泉首相の初訪朝前まで、北朝鮮国内で「隔離されたような状態にあった」と初めて明らかにした。日本国内で拉致問題への関心が高まりを見せたころで、北朝鮮当局が拉致被害者の存在を隠そうとした意図を指摘した。
外部と隔離された状態は、90年代後半から02年9月の小泉首相の初訪朝の少し前まで続いた。97年3月、被害者家族連絡会の結成などで拉致問題がクローズアップされ、その後の署名活動展開などで国民の関心が高まった時期と重なる。
薫さんは「90年代後半から私どもは隔離された状態にあった。どんどん遮断され、ほかの人と遮断された状態で生活させられた」と明かし、「国交正常化交渉が始まり、小泉首相が最終的に訪問されるのを契機に、少し前から社会生活というものが始まった」と述べた。北朝鮮の意図について「被害者の存在を隠そうとしたのか」との問いに、薫さんは「ということだろう」と答えた。
(2004/ 5/26)
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