PHOTOニュース

園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

>>過去記事一覧
柏崎地方に大雨被害

 柏崎地方は16日午後から局地的に強い雨に見舞われ、市内谷根地区が孤立状態になったのをはじめ、住宅や道路の冠水、土砂崩れなど市の西部地区を中心に大きな被害が出た。市は同日午後5時45分に災害対策本部を設置。市内13ヶ所に避難所を開設した。17日未明には谷根地区に川内からの道路が開通し、詳しい被害状況を確認中だ。

 市内三和町にある柏崎地域消防本部の観測によると、16日午後4時から5時までに22.5ミリの雨を記録。上米山、米山、野田地区など米山の山ろく地帯には降雨が集中した模様だ。高柳町では午後3時から4時までに42ミリ、小国町では午後になって1時間あたり30ミリ以上の雨が降り続き、さらに午後5時からは50ミリの雨量を観測した。柏崎の雨は夜になって降りやんだが、小国町はその後も降り続いた。鵜川、鯖石川ともに午後6時前に警戒水位を突破。鵜川の宮之窪観測所では午後7時に堤防の高さまであと1メートルの所まで水が達した。

 市内では西部地区、中山間地を中心に、各地で土砂崩れが発生し、国道353号沿線の住宅地や主要地方道鯨波宮川線の新道付近、中鯖石地区の国道252号付近が冠水。市のまとめでは床上浸水12棟、床下浸水25棟。ひざのあたりまで水が上がった所もあった。土砂崩れは38ヶ所。野田では午後9時半ごろ、道路を歩いていた東京・練馬区の男性(67)が、陥没した道路に足をとられて転倒し、左足首をねんざした。寿町の国道8号では道路が陥没し、全面通行止めとなった。国土交通省で17日中の片側交互通行を目標に復旧工事を急いでいる。

(2004/ 7/17)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。