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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)


JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)


たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)

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大雨被害、2日間に及ぶ

 柏崎刈羽地方で16日から降り始めた雨は、17日夕方から夜にかけても中山間地を中心に強く降り、被害は2日間に及んだ。柏崎市、高柳町、小国町、刈羽村の災害対策本部では一部の住民に避難勧告を出した。市内では同日夜、18ヶ所の避難所に約370人が避難し、このうち170人を超える人たちが不安な一夜を過ごした。また前日の市内谷根地区に続いて、高柳町、小国町でも4つの集落が一時的に孤立状態となった。

 西山町役場の観測では17日午後3時から4時にかけて66ミリの雨が降り、別山川が増水。高柳町役場でも午後5時から7時までの2時間に108ミリの雨を記録。市内では南鯖石、鵜川、野田地区などで激しい雨に見舞われた。別山川の長崎排水機場など各地の排水施設を運転し、被害拡大を抑えた。

 市の災害対策本部では米山町、谷根地区の一部住民に避難勧告を発令。市内18ヶ所に避難所を開設した。市が18日午後6時現在でまとめたところによると、車庫などの全壊六棟(青海川、女谷)、住宅半壊1棟(青海川)、一部破損は住宅4棟、その他の建物2棟。床上浸水は米山町を中心に住宅14棟、その他建物8棟、床下浸水は住宅154棟、その他建物165棟となった。冠水した地区には土壌消毒用の消石灰などを配った。鵜川地区では一部の水道施設に被害があり、給水車が出動した。

(2004/ 7/20)

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