PHOTOニュース

創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

>>過去記事一覧
産大学生が水害被害地救援

 市内軽井川、新潟産業大学(内田安三学長)の留学生、日本人学生が21日から、7.13水害の県内被災地で本格的な救援活動に入った。産大は試験日程を最優先に学生を支援しようと、来週まで延べ約100人以上を大学バスで搬送する。

 救援活動は被災地出身の学生などを気遣い、豪雨被害の直後から留学生、学生の間で自発的に始まった。学内で参加者を募ったところ、今週末をはさんだ8日間で延べ100人以上が集まった。台湾の留学生で人文学部4年の頼錦蘭さん(28)は「1999年の台湾大地震の時、日本からレスキュー隊や大勢のボランティアが駆け付けてくれたのが忘れられない」と話す。18日の単独初参加の時より三条市内の復旧は進んだが、生活再建にはほど遠いという。「被災地が少しでも早くもとの生活に戻れるように」と頼さんは願う。

 産大は下旬から試験が本格化することから、試験日程に影響のない範囲でボランティア支援を決め、バス運行、長靴の準備など学生の負担軽減を図る。バスは毎朝大学を出発し、学生たちは三条市災害ボランティアセンターを経て、1人住まいの老人宅、町内集会所などに派遣される。半壊した建物の解体撤去、泥をかぶった畳、家財道具、ゴミの運び出しなどを行った。

(2004/ 7/23)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。