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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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産大学生が水害被害地救援
市内軽井川、新潟産業大学(内田安三学長)の留学生、日本人学生が21日から、7.13水害の県内被災地で本格的な救援活動に入った。産大は試験日程を最優先に学生を支援しようと、来週まで延べ約100人以上を大学バスで搬送する。
救援活動は被災地出身の学生などを気遣い、豪雨被害の直後から留学生、学生の間で自発的に始まった。学内で参加者を募ったところ、今週末をはさんだ8日間で延べ100人以上が集まった。台湾の留学生で人文学部4年の頼錦蘭さん(28)は「1999年の台湾大地震の時、日本からレスキュー隊や大勢のボランティアが駆け付けてくれたのが忘れられない」と話す。18日の単独初参加の時より三条市内の復旧は進んだが、生活再建にはほど遠いという。「被災地が少しでも早くもとの生活に戻れるように」と頼さんは願う。
産大は下旬から試験が本格化することから、試験日程に影響のない範囲でボランティア支援を決め、バス運行、長靴の準備など学生の負担軽減を図る。バスは毎朝大学を出発し、学生たちは三条市災害ボランティアセンターを経て、1人住まいの老人宅、町内集会所などに派遣される。半壊した建物の解体撤去、泥をかぶった畳、家財道具、ゴミの運び出しなどを行った。
(2004/ 7/23)
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