PHOTOニュース

柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

>>過去記事一覧
西川市長が柏崎原発に安全確認要請

 関西電力美浜原発3号機で4人が死亡した事故を受け、西川市長は10日、東京電力柏崎刈羽原発に千野宗雄所長を訪ね、同原発での速やかな安全確認と報告を要請した。

 美浜原発では二次冷却水の復水配管が破れて蒸気が噴出した。西川市長は千野所長に要請文を渡し、「型式が違うものの」としながらも、地域住民の不安を除去するため同様個所の有無と点検実績を調査するとともに、必要があれば新たな点検をを行うなどの安全確認を求めた。千野所長は、どういう点検が行われているか調べて報告するとし、美浜の原因解明を踏まえて、追加点検が必要かどうか検討したいと答えた。

 要請後、市長は「放射能漏れはなかったが、死者が4人も出たのは事実であり、同じ原発を抱える立場として、衝撃をもって聞いた」とし、「東電は十分な検査を重ねてきた自負は持っていても、(美浜の事故で)やはりは緊張感はあると思う。大は小を兼ねて対応してほしい」と述べた。また千野所長は「重大な事故と受け止めている」とする一方、「配管は定期的に点検しており、美浜のようなことは起こらない。肉厚の問題もクリアされている」と説明した。

(2004/ 8/11)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。