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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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新県営住宅完成し、中浜のアパート役目終える

 市内北園町、県立職業訓練校(テクノスクール)跡地に、県が建設を進めていた県営住宅北園町G号棟・H号棟が完成し、1日から入居が始まった。2棟36戸分のうち、39戸は昭和20年代に建設された県営住宅「潮風(ちょうふう)荘」(中浜2)など3棟の入居者の移転分。転居後、これらの施設は取り壊されることになっており、米山を背にして市街地の風景に溶け込んだ柏崎初の近代的アパートはまもなく姿を消すことになる。

 新しい県営住宅G号棟は鉄筋コンクリート4階建て(エレベーター付き)で、1LDK6戸、2DK10戸、3DK8戸の計24戸。鉄筋コンクリート2階建てのH号棟は1LDK4戸、3DK8戸。いずれも玄関から室内まで段差のないバリアフリー構造。手すりも多く取り付けた。駐車場を施設の北側に集中させ、歩道部分と分離して安全に配慮。透水性舗装を行って雨水の浸透と緑化を図った。また、集会場と高齢者相談室を施設の近くに配置し、子供からお年寄りまで各世代が集えるようにした。建設費は2棟で約5億7,000万円。

 一方、半世紀にわたる役目を終えるのは1952(昭和27)年に建てられた中浜2の「潮風荘」(鉄筋コンクリート4階建て・24戸)、53年建設の中浜1「海映荘」(同)、北園町で54年建設の「北辰荘」(鉄筋コンクリート2階建て・8戸)の3棟。

(2004/10/ 2)

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