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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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小国町の電気・電話復旧めど立たず

 市の災害対策本部が25日午前11時現在でまとめたところによると、新潟県中越地震で市内の人的被害は重傷1人、軽傷53人、住宅の全壊1棟(1世帯・6人)、半壊48棟(48世帯・147人)、一部損壊169棟(169世帯・553人)となった。その他の建物は全壊7棟、半壊28棟、破損54棟。塀の倒壊は48カ所。地震発生から3日目に入った市内では、北条地区などを中心に、水道をはじめとするライフラインが確保出来ず、24日から25日にかけても1,043人が18カ所の避難所で一夜を過ごすなど、市民生活への大きな影響が続いている。

 余震は24日以降も続いており、25日午前6時5分には小千谷市付近を震源とするマグニチュード5.6の余震が発生。刈羽村で震度5弱、柏崎市などで震度4を観測した。

 道路は、通行止めだった国道116号(市内長崎、刈羽村地内)や国道291号(武石トンネル付近)が24日夕方から夜にかけて開通または片側交互通行となった。長岡市大積で不通になっていた国道8号も25日午前7時に開通した。しかし8号などは渋滞している。県道や市道は、北条地区の柏崎越路線山澗地内、田代小国線南条地内や小国町内、高柳町内で陥没などにより通行止めの場所がある。市がまとめた道路破損は115カ所に及んでいる。

(2004/10/25)

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