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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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「余震怖い」460人避難

 28日午前の市内は、前日の余震によって運転を見合わせていた高速バスや越後線・信越線(直江津方面)の運転再開、断水の解消など、復旧へのわずかな進展があった。しかし一方では、日ごとに減っていた避難住民の人数が、「家にいるのは心配」と27日から28日にかけて再び増えるなど、疲労や不安が広がっている。

 市の災害対策本部が28日午前7時にまとめたところによると、市内の負傷者は重傷13人、軽傷52人の計65人。前日より9人多くなった。増加の理由は、より詳しい診断で軽傷から重傷になったり、遅れていた報告が届いたケースだ。住宅被害は全壊3棟(3世帯・9人)、半壊45棟(45世帯・132人)、一部損壊は182棟(182世帯・601人)。非住宅の全・半壊、一部破損は97棟だ。

 余震の影響もあり、27日夜から28日朝にかけて、市内では15カ所の避難所に460人が宿泊した。家が壊れた人もいるが、「余震が来たら怖い」「家にいるのは不安」という人が集まり、前日の155人より増えた。28日午前10時で市は、比角、上米山、中鯖石、南鯖石のコミュニティセンターに設置していた避難所を閉鎖。田尻小は田尻コミュニティセンターに変更。これらの施設も今後の状況によっては再び開く。

 上水道は27日夕から28日午前までに中鯖石、南鯖石、北条地区ですべて復旧し、断水地域はなくなった。

(2004/10/28)

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