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17日午後3時ごろ、高柳町田代の主要地方道松代高柳線の道路脇斜面で雪崩が発生し、18日になって、道路から約40メートル下を流れる鯖石川に転落している車両があるのを、捜索していた関係者が発見した。車中から中魚川西町中仙田、自営業・小林栄作さん(77)を引き上げたが、すでに死亡していた。小林さんは雪崩に巻き込まれ、車とともに転落したものと見られる。
現場は鯖石川ダム方面から田代トンネルなどを抜け、松代方面に向かった地点。鯖石川が深い谷をつくり、斜面に沿う形で道路が走っている。雪崩は鯖石川右岸側、道路から約150メートル上の斜面で発生し、道路を幅約20メートル、高さ3.5メートルにわたってふさいだ。
18日朝、小林さんの家族から「栄作さんが帰ってこない」との捜索願が柏崎署や柏崎消防署、高柳町などに寄せられた。家族と関係機関で捜索したところ、午前11時ごろになって、雪崩現場からほぼ垂直に40メートルほど下にある鯖石川の中で小林さんが乗っていた車を見つけた。道路は前日、県などで除雪を行い、夕方には開通していた。
一方、18日午前11時過ぎ、高柳町山中の横沢排水路災害復旧工事現場で雪崩が発生。作業中の男性2人が生き埋めになり、午後零時半前から、市内南半田、会社員・石塚保さん(56)と、高柳町山中、同・樋口彦一さん(62)を相次いで救出し、病院や診療所に搬送した。樋口さんは1時40分、死亡が確認された。2人はパワーショベルなどを使って作業をしていたもので、石塚さんは運転席、死亡した樋口さんはパワーショベルのわきにいた。2人とも裏山からの雪崩に巻き込まれたものと見られている。
(2005/ 2/18)
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