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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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トルコ文化村の運営断念
経営危機に陥った市内鯨波の柏崎トルコ文化村の問題で、民間運営会社のケー・ティ・ブイ(土田新吾社長)は21日に役員会を開き、運営を断念する方針を最終的に決めた。同日、土地・建物を所有している市に「解散・整理やむなし」として、その方針を報告した。
同社役員会では、会社継続の再建計画も検討。これまで第2テーマパークを核とした再建策を中心に経営シミュレーションを重ねてきた。しかし、売り上げなど長期的な経営の展望が不透明で好転が望めないことから断念するに至った。市も今まで以上の支援策をとることには慎重な姿勢を崩さなかった。同社の累積赤字は1億5,000万円に達する見込みだ。
市は22日開かれた市議会・文教経済常任委員会に、会社側からの報告内容を説明。若山助役(産業振興部長)は「営業開始2年半でこのような状況に至ったことは誠に遺憾。市も経営がうまくいくよう支援・指導にかかわってきたが、達成できずに申し訳ない」とした上で、「今後は施設を市の負担で管理することになる。有効活用を早急に探る課題を背負った」と述べ、維持管理費を補正予算で計上する可能性も示唆した。
(2005/ 2/22)
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