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笹崎で伝統の稲虫送り

 市内石曽根の笹崎町内会(砂塚孟会長)は14日夜、伝統の稲虫送りを行い、子供からお年寄りまで約100人が手にたいまつ持ち、幻想的な光の帯を作り出した。同じ南鯖石地区では対岸の森近でもたいまつがともされ、鯖石川を挟んで稲虫送りが行われた。

 豊作を願う稲虫送りは、笹崎では戦後中断していたが、1980年に復活し、今年で26回目を迎えた。砂塚町内会長は「火は古代から大切にされてきた。この伝統をもっと長く続けていきたいと思う」と語り、「自分の心の中の虫も追い出して」と呼び掛けた。参加者のたいまつに火がともされると、触れ太鼓やホラ貝に合わせて「稲虫おっくれー、おっくれーよ」と声を上げ、たいまつを上下にかざしながら約1キロを練り歩いた。

(2005/ 7/15)

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