PHOTOニュース

西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

>>過去記事一覧
地域医療の課題が懇談会で浮き彫り

 市は10日、医療問題懇談会(委員長=片桐幹雄・県柏崎地域振興局健康福祉部長)の第2回会合を市役所で開いた。新たに高柳・西山の両地区から1人ずつ委員が加わり、委員数は18人。市民生活に最も身近な地域医療を巡って、委員が自由に意見を出し合い、救急医療、医師や看護師の確保――などの課題を浮き彫りにした。

 自由討論に先立ち、事務局がこれまで市などに寄せられている医療に対する市民の要望、柏崎保健所管内の一般患者の入院状況、長岡赤十字病院と刈羽郡総合病院の外来患者の比較、他医療圏の休日・夜間の救急・小児医療救急体制などを説明。市民から要望の高い市民病院の建設事業費の想定概算なども示した。

 住民側の委員から「柏崎の病院ではだめということではなく、もっと打つ手はないのか。患者のための情報提供などが望まれる」「地域のお年寄りは、自分で行くことができ、自分の言葉が通じるところで診てもらいたいと思っている。医療機関に行くための交通機関の確保を」とする意見や、「夜間診療を休日診療と同じような形でやってもらえたらいい」「病気といわれた時、どこに相談していいか分からず不安が大きいので、相談窓口を設けてほしい」などの要望が挙がった。

(2005/ 8/11)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。