PHOTOニュース
家族連れ、友人同士など850人が訪れた「さんぶんフリーマーケット」=24日、産文会館 (2024/11/29)
今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)
JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)
>>過去記事一覧
赤レンガ棟「塗装場」解体延期要望へ
旧日石加工柏崎工場の赤れんが造りの建物が解体される問題で、会田市長は工場敷地内の3棟をめぐる新日本石油(本社・東京)側の提案に対し、「ドラム缶塗装場1棟を来年3月まで解体延期してもらうよう伝えたい」とする旨の意向を明らかにした。27日、保存運動を進める市民グループ「赤れんが棟を愛する会」との懇談で理解を求めたもので、今月中に会社側と協議する考えだ。
この問題で市長は今月12日、2度目の会社訪問を行った。その際、同社側から「3棟をすべて残して土壌改良作業を進めることは難しい。ドラム缶塗装場だけであれば、要望に応じられるかどうかを検討したい。残りの2棟は年内に解体したい」「ドラム缶塗装場は、跡地全体の土地利用に関係する。今後の土地利用について、来年3月をめどに市と会社で協議することとし、その中で再度取り扱いを検討したい」と提案している。
27日は「愛する会」から世話人の村山康成さんら6人が懇談。「これまで話し合いを重ねてきたが、精留塔と分留室の問題などもあり、市民の意見をまとめきれていない。少なくとも工場敷地全体のおぼろげな活用計画がまとまるまで、解体までの期間を延ばしてもらうよう会社側に待ってもらうことはできないか」と、市長の考えを求めた。市長は「会社側との2度目の協議では、分留室と第1試験室は年内に解体し、ドラム缶塗装場は検討するという返答だった。すべて今のまま来年3月までというのは無理だ。市民運動の力もあって、1棟だけでも会社としては精いっぱいの譲歩ではないかと思う」と述べたうえ、会社側にドラム缶塗装場の解体延期を求める意向を示した。
(2005/ 9/28)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。