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矢嶋さんが山王堂の内装完成

 市内野田、矢嶋光則さん(73)がこのほど、自宅で管理する山王堂(山王バス停前)の内装を完成させた。自身で壁面を張り、天井に十二支を油彩で描き、絵格天を仕上げた。内装の完成を見ずに他界した父親の跡を継いだ矢嶋さんは、念願達成に満足感いっぱいだ。

 矢嶋さんの話では、矢嶋家は言い伝えによると、古い時代から神社やお堂を持ち、信仰の厚い家柄だという。元祖は足利尊氏の家臣・矢嶋基次郎定影といい、山王堂は愛児の死を悼んで1300年代に建立されたといわれる。神社は現在、別の神社と合併し、山王堂は依然として矢嶋さん宅で管理している。

 お堂はこれまでにも何度も建て替えられ、現在地には父親の故光平さん(1981年没)が国道353号の拡幅に伴って移転。1965年ごろに縮小した形で光平さんの手で建てられた。お堂の中は広さ6畳分。完成に併せ、光平さんは生前、仏像を二体彫ったものの、内装を仕上げずに亡くなった。

(2005/12/16)

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