PHOTOニュース

園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

>>過去記事一覧
博物館で「渚モノがたり」展始まる

 市立博物館でこのほど、開館20周年記念特別展「渚(なぎさ)モノがたり―漂着物からみた越後・佐渡―」が始まった。「娥眉山下橋」標木(市文化財)をはじめ、かつて「寄り物」と呼ばれたたくさんの漂着物が並び、自然誌・文化誌など多角的な面から楽しませている。29日は講演会、30日は採集会。

 同展は、600キロにも及ぶ県内沿岸にこれまで打ち上がった特色ある漂着物を一堂に展示し、漂着物と人々とのかかわりを眺めるとともに、現代の海からの声にも耳を傾ける機会にした。市内・外の収集家の協力で、貝やメノウ、ヒスイなどから自然誌を、良寛和尚が感動した「娥眉山下橋」と刻む標木、佐渡の寄り仏、荒浜沖海底から出土した土器などから文化誌を考察させる。

 このほか、無数のうき、流木、人形などが所狭しと並んだ。えとを描いた使い捨てライターなども多数あり、収集の面白さの一端をうかがわせた。うきや流木、ペットボトルなどを全身につけた高さ約5メートルの漂着物アート「渚に立つ巨人」が現代の環境問題を考えさせ、浜げた体験も。

(2006/ 7/28)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。