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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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地域交通確保調査、持続可能なシステムを

 市はこのほど、昨年度実施した地域生活交通確保調査の結果を報告書にまとめた。高齢者社会の中で、バスなど公共交通の役割が今後一層高まると予想される一方、現状は利用者の減少から市などが運行経費の赤字分を補てんし、路線を確保しているのが現状。報告書では「誰もが公共交通を利用して気軽に移動できるまち・柏崎の実現」を目標像に、輸送システム、運営システムを改革し、より効率的で持続可能な仕組みを目指したいとした。

 調査は、バスを中心に鉄道、タクシーなど公共交通の現状分析と、地域別に町内会長や地域グループへのアンケート・インタビュー、要望の聞き取りなどを行い、課題を整理。基本目標、施策メニューの設定、モデルケースの検討などを行った。

 地域交通の現状では、堅調な利用が続く循環バス「かさぐるま」を除いて利用者が減り、どの路線でも利用者の確保が重要とし、米山地区は鉄道の走る海岸部を除いて公共交通の空白地域になっていると指摘。大学への路線は学生のマイカー利用で著しい利用減となっているものの、「柏崎・夢の森公園」の開園に合わせたアクセスなど利用促進への検討が必要とした。また、西山町の福祉バスは利用者に好評だが、無料という市内では特別な取り扱いとなっていて見直しの必要性を挙げた。

(2006/ 8/ 8)

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