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広域農道工事で基礎部分に発泡スチロール

 市内与三地内で県が進めている広域営農団地農道(広域農道)整備事業で、軟弱地盤対策として道路基礎部分に発泡スチロールを使う工法が取り入れられている。

 広域農道は、柏崎刈羽の営農団地や集出荷施設を結び、より効率の良い農業を目指すとともに、農村地域の生活基幹道路としての役割も大きい。計画ルートは市内折居から刈羽村を経て市内西山町甲田に至る24.8キロ。1991年の工事着手。2005年度末までに84%の20.9キロが完成している。

 柏崎市から刈羽村にかけての一帯は地盤の弱い場所が多く、その対策が工事のポイント。県が採用したのは、超軽量素材で圧縮強度に優れ、衝撃や振動を減少させる効果が高い発泡スチロールだ。場所は与三の430メートル区間。ここは、湿原でたい積した植物が土に変わっていったと見られるような土質で、大量の水分を含み、広域農道計画路線の中で最も軟弱地盤。道路の脇に高圧ガスのパイプラインが走り、地盤に加重をかけられないことから、発泡スチロールを選んだ。

(2006/ 8/16)

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