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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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蓮池さん夫妻が帰国から4年

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(49)、祐木子さん(50)夫妻と佐渡市の曽我ひとみさん(47)、福井県小浜市の地村保志さん(51)、富貴恵さん(51)夫妻が帰国して15日で4年になる。拉致問題の解決が進まず、北朝鮮の「核実験」で緊張が高まる中、3家族のコメント発表はなかった。

 蓮池さんは新潟産大の嘱託職員と非常勤講師、新潟工科大の前期非常勤講師を務め、昨年5月にデビューした韓国本翻訳の仕事を広げている。出版作品は八冊。韓国の歴史小説、韓国映画の原作、経済のハウツーもの、韓国の詩集までと多彩だ。金持ちになる心得を示した昨秋の3冊目について、父親の秀量さん(79)は「私にも読みやすく、ためになった」と笑った。

 蓮池さんは産大留学生の世話に親身になって当たる。中国・内モンゴルの留学生は「会えば必ず、『どうしてる、元気でやっているか』と声を掛けてくれる。私たちのことを気に掛けてくれ、ありがたい」と話す。祐木子さんは市非常勤職員として保育園の調理補助などの仕事をし、園児の世話の手伝いで笑顔を振りまいている。

(2006/10/14)

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