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昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

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製鉄遺跡の発掘調査が完了

 市教育委員会は、柏崎フロンティアパーク事業(産業団地造成)に伴って市内軽井川地内で行っていた軽井川南遺跡群の発掘調査を昨年内で完了した。調査の途中、遺跡保存範囲の拡大見直しなどが提案され、調査が一時ストップするなど当初予定を2年間延長した。4年間に及ぶ調査では鋳造にかかわる遺構、遺物が出土し、日本海側の古代鉄づくりの歴史を明らかにするうえで大きな成果を収めた。

 南遺跡群は、大小合わせて35の遺跡の総称。このうち、22遺跡が奈良・平安時代から鎌倉時代の鉄生産に関する遺跡。製錬、鋳造まで鉄と鉄生産にかかわるすべての工程が確認でき、“古代製鉄コンビナート”とされる。発掘調査は、事業主の中小企業基盤整備機構の委託を受け、開発予定地の約28ヘクタールで2003年秋から着手。緑地にかかり工事に入らない3遺跡を除き、32遺跡をすべて終了した。

(2007/ 1/ 6)

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