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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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故官親房さんの文を一冊に

 市内加納、清瀧寺の住職を務め、昨年12月に77歳で亡くなった志田憲弘さんが「官親房」のペンネームで書きためた大量の原稿を、妻テイさん(78)が遺稿集「叛ニャ心経」にまとめ、このほど自費出版した。テイさんは完成した1冊を仏前に供え、「80歳を迎えたら本を出版しよう」という生前の約束を“一足早く”果たした。

 「叛ニャ心経」はA5判・486ページ。「生い立ちの記」から、憲弘さんの小説を収録した「北日本文学」まで16章で構成した。文豪・故井伏鱒二さんとの交流が深かったことから、書簡や同寺を舞台に書いた井伏さんの小説「野生の鴨」「母屋の念仏」など五編(いずれも雑誌「新潮」)も収められている。テイさんは前書きと後記を書くとともに、自分で描いた日本画の多くを挿絵として添えた。

(2007/ 8/ 9)

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