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昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

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学校給食週間で各校が特別メニュー

 学校給食週間(21―25日)が全国でスタートし、市内の各共同調理場や単独給食校で記念の献立が登場している。中央地区第二調理場でも特別メニューを通して、児童生徒たちに「感謝」「食育」の大切さを呼びかけている。

 学校給食は1889年、山形県鶴岡市の寺で貧しい家庭の子どもたちに出した昼食が始まりといわれ、約120年の歴史がある。第二次世界大戦後、食べ物がなく、栄養失調状態の日本の子どもたちに世界中から食料品が贈られ、学校給食として出された。週間は感謝の気持ちを忘れないでほしいと設けられた。

 第二調理場では、給食の始まりについて子どもたちから知ってもらうとともに、昔からの郷土料理や伝承料理を味わい、健康について考えてもらおうと、今年の企画を考えた。週間2日目の22日はレンコンのいとこ煮、のっぺ汁などの献立だった。

 配食校のうち、柏崎小(山本甚一校長、児童数505人)の4年生は総合学習で昨年、郷土料理を学び、オリジナル料理にアイデアを発揮した。中野麟君は「郷土料理にはたくさん野菜が使ってあるのでおいしい。給食はいろいろなメニューがあって、いつも楽しみ」といい、礒野杏梨さんは「郷土料理はおいしく、歴史などの勉強も面白い」などとはしを進めた。

(2008/ 1/23)

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