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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)


JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)


たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)

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地元産サツマイモ原料に商品化の取り組み

 市内新橋の電気工事業・品田電業社と、長岡市の土木建設業・サンテックが共同出資で新規分野に参入し、農業生産法人「ふしみや」を設立して今月で丸1年。荒浜地区の名産品・サツマイモを原料に使った地域ブランド商品の開発・販売を目指し、同地区の畑でイモ苗の植え付け作業に精を出す。

 両社は、公共事業などの減少で本業だけでは厳しい時代を迎えるとの共通認識から、農業分野への進出で一致。品田電業社専務で、ふしみや社長の品田史夫さん(35)が柏崎青年会議所(JC)の社会開発委員長の時にサツマイモを栽培し、和菓子を試験的に作った実績から、これを継続する形で栽培作物に選んだ。

 荒浜地区は砂丘地で、昔から甘くておいしいサツマイモの産地。初年度の昨年には約1000平方メートルでベニアズマの試験栽培を行った。糖度をより高めるため、生ごみなどを処理した有機土壌活性液を肥料に使い、秋には約800キロを収穫した。今年は作付面積を約2800平方メートルに増やし、5月下旬から約1万本の苗の植え付け作業を進める。

 一方、先進地視察を行いながら、これまでに菓子の新商品の開発に取り組んだ。輪切りにしたり、角切りにしたりと研究。素材の味を生かし、サツマイモ本来の甘みを大切にした。商品開発はほぼ完成段階で、これからパッケージデザインに知恵を絞る。菓子の製造は市外の会社に委託する。本格的な商品化は年末ごろを見込む。

(2008/ 6/ 5)

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