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川村教授が源氏物語の魅力たっぷりと

 平安時代の「源氏物語」誕生から1000年になるのを記念し、新潟産大は18日、川村裕子・同大教授(52)の公開講演会を柏崎エネルギーホールで行った。

 源氏物語は紫式部が書いた長編。光源氏が主人公で、「桐壺」(きりつぼ)から「夢浮橋」(ゆめのうきはし)まで54帖(じょう)からなる。講演は約120人が聴講し、9割近くが女性だった。

 川村教授は、読みどころとして光源氏の正妻・女三宮が柏木と密通する「若菜」上下を解説。富、権力、女性たちを手に入れた光源氏がただ1つ思いのままにならなかったのが老いだとし、「人間的な苦悩を描いた物語」とした。「絶頂で終えてもいいのに紫式部は権力者の崩壊を描いた」と作品の深さを訴え、作者の意図、光源氏のモデルとされる為政者・藤原道長のかかわりなどを考えた。

 最終章の名から、教授は「言葉は人の架け橋となり、心は通じるのかという偉大な主題を持っている。紫式部も和泉式部も、ものを書くことで自分たちの思いを言葉で残し、生きている証しとした」と述べ、「千年も読み継がれてきた作品を身近なものとして現代の生活、コミュニケーションに生かしたい」と古典文学の魅力を語った。

(2008/10/20)

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