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原子炉冷却系でトラブル

 東京電力は11日、起動中の柏崎刈羽原発7号機で、非常用炉心冷却系の1つである原子炉隔離時冷却系を停止できないトラブルが起きたと発表した。保安規定に定める「運転上の制限」からの逸脱だったが、まもなく復旧。東電では、冷却機能に支障がないことや、原子炉が安定していることから、炉は止めずに原因調査を続けている。

 原子炉隔離時冷却系は、炉からの主蒸気でポンプを動かし、炉内に水を供給する。東電によると、7号機では起動試験の一環として、原子炉隔離時冷却系を起動して機能を確認。同日午前6時50分過ぎ、ポンプを止めて系統を停止しようとしたが、中央制御室からの操作では蒸気弁が閉じなかった。このため現場のレバーで弁を閉めた。

 9日夜には、同じく現場にあるボタン操作で弁が閉じない不具合も起きており、弁を作動させる機構に何らかの原因があると見ている。中越沖地震後に分解・点検をし、その後の作動確認では問題がなかったことから、東電は「地震の影響ではない」と判断している。

(2009/ 5/11)

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