PHOTOニュース

海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

>>過去記事一覧
原子炉冷却系でトラブル

 東京電力は11日、起動中の柏崎刈羽原発7号機で、非常用炉心冷却系の1つである原子炉隔離時冷却系を停止できないトラブルが起きたと発表した。保安規定に定める「運転上の制限」からの逸脱だったが、まもなく復旧。東電では、冷却機能に支障がないことや、原子炉が安定していることから、炉は止めずに原因調査を続けている。

 原子炉隔離時冷却系は、炉からの主蒸気でポンプを動かし、炉内に水を供給する。東電によると、7号機では起動試験の一環として、原子炉隔離時冷却系を起動して機能を確認。同日午前6時50分過ぎ、ポンプを止めて系統を停止しようとしたが、中央制御室からの操作では蒸気弁が閉じなかった。このため現場のレバーで弁を閉めた。

 9日夜には、同じく現場にあるボタン操作で弁が閉じない不具合も起きており、弁を作動させる機構に何らかの原因があると見ている。中越沖地震後に分解・点検をし、その後の作動確認では問題がなかったことから、東電は「地震の影響ではない」と判断している。

(2009/ 5/11)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。