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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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名勝・貞観園が工事終え、12日から一般公開
財団法人・貞観園保存会(村山義朗会長)が工事を進めた国指定文化財の名勝、貞観園・貞観堂(市内高柳町岡野町)の修理が完成し、12日から4年ぶりに一般公開される。貞観園は優れた庭園とともに、江戸時代から歴史を紡ぐ豪農の館として、県内でも代表的な建造物。公開に先がけ、6日には竣工(しゅんこう)式が行われた。
貞観園は江戸時代の大庄屋だった村山家の庭園。1937年に国の名勝に指定された。江戸時代中期の名園は趣豊かな回遊式で、「主石賓木」の思想のもとで青くこけむした石などが特徴的だ。代々の改修には幕府の庭師、九段仁右衛門、藤井友之進らがかかわり、市内出身の田中泰阿弥も携わった。
園名「貞観」は儒学者・藍沢南城が命名したもので、中国の学者・謝康楽の詩句によるという。園内で最も大きな建物である表座敷には木造薬師如来像が安置され、貞観堂と名付けられた。
(2009/ 6/ 9)
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