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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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柏工で全校挙げて防災教育

 2009年度から防災エンジニアコースが新設された柏工(小杉克彦校長、生徒数461人)で17日、地震と火災を想定した避難・消火訓練が行われた。

 同校は09年度、特色ある学校づくりを進める県教委の「オンリーワンスクール推進事業」の指定校になった。中越沖地震では施設・設備が被害を受け、周辺住民の避難所になっている。新設の同コースでは、災害時の電気・情報通信の確保などに加え、防災技術・知識の習得、地域貢献ができる人材の育成を図る。オンリーワン事業指定では、全校挙げて防災教育に取り組む。

 訓練は放送による地震音を合図にスタート。生徒は教室で待機後、火災発生の想定でグラウンドに避難した。発煙筒がたかれ、非常ベルが鳴り響いた。避難確認後、市消防署員は講評でハンカチ、タオルで口をふさいで逃げる心掛けを求め、「救助袋の使い方を覚えておけば、自分も人も助かる。消火器などを使い、消防車到着まで自分たちの学校を守ろう」と呼び掛けた。

 1、3年生はグラウンドで消火器を使った消火訓練、2年生は救助袋を使って3階からの降下訓練を行った。2年のクラス代表は3階廊下の設備カバーを開いて窓に救助袋をセットし、地上へ降下。他の生徒は屋外で見守った。降下した男子は「1度経験しておくと、次は慣れると思う」と話していた。

(2009/ 6/18)

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