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刈羽村長、市の給水合意で「議会は好感」

 刈羽村が市の上水道給水区域への編入を求めている問題で、刈羽村の品田村長は19日の村議会全員協議会で、総額32億円の村負担、水道料値上げなど給水への市村合意内容を説明し、「飲料水の確保については最大にして最後のチャンス。この仕事を成就させたい」と述べた。

 説明で村長、当局は水道料金は市と同一にするため、村では現行料金の40%値上げになると述べた。刈羽地区、油田地区の2つの簡易水道事業は市に無償譲渡し、刈羽地区の水源は廃止して市上水道から給水を受ける。油田地区は現状のまま簡易水道として市が給水を続ける。給水は2012年度目標。09年度当初予算で計上した配水池の耐震化調査委託は予定通り進める。村長、当局は「村の負担総額は市、村が妥当とし、村の水道料値上げは納得できる金額と判断した」と述べた。

 質疑では長世憲知氏ら複数の議員が、油田地区では現状の簡易水道施設で給水が続き、料金が引き上げられることについて住民への十分な説明を村に求めた。また、小林一徳氏は「大筋で合意ができことは絶賛に値する」と述べた。

 村長は全協閉会に当たり、「給水区域編入について議会には好感を持って受け止められたと判断した」と述べた。議会との共通認識へ議論をし、村民の理解を求め、引き続き市と諸手続について協議するとした。

(2009/ 6/22)

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