PHOTOニュース

「はなまるクーポン」スタンプラリーの抽選会=26日、柏崎商工会議所 (2024/03/29)


少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)

>>過去記事一覧
震災2年で「心のケア」シンポ

 県精神保健福祉協会柏崎地域こころのケアセンターが30日、中越沖地震復興祈念シンポジウム「あれから2年 復興・再建期のこころのケアを考える」を市民プラザで開き、約70人が集まった。

 シンポジウムは、震災から2年が経過する中で、仮設住宅の退去期限を迎え、復興公営住宅への入居が始まる節目に、心のケアを改めて考える機会にした。ミニコンサートに続き、加藤寛・兵庫県こころのケアセンター副センター長の講演、各方面の4人によるシンポジウムが行われた。

 この中で、加藤副センター長は「心の復興を助ける方法」をテーマに、阪神大震災などの事例を紹介しながら、問題点、復興期の心のケアへの課題を挙げた。「回復のペースは個々で違う」「復興住宅がゴールではない」などと述べた上で「創造的復興」を提案した。

 「復興・再建期のこころのケア」としたシンポジウムで、住民代表の持田千恵子さんは多くの支援に感謝し、肩ひじを張らないサポートの大切さを、統括生活支援相談員の大掛幸夫さんは「復興住宅での新しいコミュニティづくり、65歳以上の単身高齢者が3割を占め、見守りが課題」と述べた。

(2009/ 8/31)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。