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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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復興フォーラムで羽賀さん講演
国内外の子どもたちの心の復興事業を展開している未来予想図実行委員会(下條茂委員長)が8日、中越沖復興支援ネットワークと共催で、体験型「復興フォーラム」を新潟産大で開いた。基調講演のほか、トークセッション、ワークショップ「未来予想図実現への第一歩」、防災クイズなどを通して震災と復興について改めて考える機会とした。会場では「地賛地奨」ランチ、防災グッズなどを販売、フィリピンやタイの子どもたちが描いた「未来予想図」も飾られた。
基調講演の講師は羽賀友信・長岡市国際交流センター長。「世界の常識、日本の非常識」の演題で語った。羽賀さんはアフガニスタンやカンボジアの難民キャンプの写真をスクリーンに映し出しながら「何もない中で難民の子どもたちは学校で教育を受けたいという夢を持っている」と述べ、日本の子どもたちとの大きな違いを指摘。「平和の中にあって平和教育は難しい」とし、知る力や考える力より「思う力」の大切さを訴えた。羽賀さんの「世界には生きたいと思いながらできない子どもたちがいる」という言葉に、来場者は聴き入った。
(2009/11/11)
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