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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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えんま堂が被災復旧終え、15日に落慶法要

 中越沖地震で被災した閻魔(えんま)堂(市文化財、今井徹郎住職)の復旧工事が完了し、15日午前10時半から落慶法要が行われる。地震被害から3年9カ月。柏崎のシンボルとして、念願の工事完成を喜び合う。 

 閻魔堂は数度の火災で類焼し、現在の土蔵造りの堂は市内の名工・4代目篠田宗吉(1826―1903)が建てた。中越沖地震では土台がずれ、内外の土壁が落下。向拝も倒壊した。地震以来、堂内は柱をワイヤで引っ張り、筋交いをしてきた。

 修復工事は昨年夏から着手。土台から約1メートル持ち上げ、新旧の基礎を取り換え。これまでの石積みから、現代の工法でコンクリートの頑丈な基礎にした。堂内部は柱、はりを補強、固定するとともに、壁は既存柱内法にダイライト張りで補強し、その上に白壁を塗った。

(2011/ 4/ 9)

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