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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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避難者に元気をと灯ろう押し合い祭り

 刈羽村に春を告げる滝谷集落(68世帯)の灯ろう押し合い祭りが9日夜に行われ、勇壮なぶつかり合いを繰り広げた。東日本大震災の避難所になっている集会場にも案内を出し、避難者から拍手が起きていた。

 祭りは弥彦神社の灯ろう祭りを下敷きにしたと言われ、1981年の復活後、中越・中越沖地震の時も続けた伝統行事だ。灯ろうは3台で、1台の重さ百数十キロ。木枠の台座の角に鉄を打ち付け、造花のキク、ボタン、ウメを飾り、照明を仕込んだ。

 担ぎ手は白装束に黒帯、地下足袋、腰にちょうちんというスタイル。神社境内で安全を祈願し、各代表が「地震が収まるように」などと気勢を上げた。見物人が待ち受ける中、石段を下りた灯ろうは1台目が前に走り出して底を路面に打ち付け、別の2台が次々とぶつかった。笛、太鼓のはやしが盛り上げた。独特の掛け声とともに灯ろうは練り歩き、各所でぶつかり合いを演じた。

(2011/ 4/11)

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