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北朝鮮拉致疑惑 100万人署名を外相に
 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致(らち)疑惑で十七日、被害者家族連絡会(横田滋会長)の八家族十二人が外務省に小渕恵三外相を訪ね、早期救出と疑惑解明を求める約三十万人の署名を提出した。昨年八月と十月に政府に提出した分と合わせ、昨春からの署名は百二万人を超えた。昭和五十三年七月、柏崎の海岸近くで行方不明になった市内土合、大学生・蓮池薫さん=当時(20)=と市内平井、美容指導員・奥土祐木子さん=当時(22)=の家族も直接手渡し、早期解決に向け強い姿勢で臨むよう政府に求めた。

 署名提出と要請には、蓮池さんの父親秀量さん(70)と母親ハツイさん(66)、兄の徹さん(43)と、祐木子さんの父親の一男さん(70)が参加。一人ひとりが外相に署名簿を手渡し、「私たちも高齢で時間がない。早く会わせてもらえるよう積極的にはたらきかけてほしい」「強い姿勢で北朝鮮と交渉して下さい」などと訴えた。 小渕外相は「北朝鮮と正常化交渉をする中で(拉致問題の解決を)強く要請しているが、要請すればするほど、かたくなになっている」と現状を説明。「家族の気持ちを考えると、政府としても一日も早く安否を知り、親のもとに帰すよう努力したい」と述べた。

 これに対し、救出する会会長の佐藤勝巳・現代コリア研究所長は、レバノンがPLO(パレスチナ解放機構)の強力なはたらきかけなどで拉致された自国民を取り戻したとして、「政府は一定の圧力をかけ、拉致問題が解決しないと日朝交渉は進まないというメッセージを送るべきだ」と述べた。面会は予定の十五分間を七分オーバーした。

 その後の会見で、蓮池さんの兄の徹さんは「外相は『硬軟とり交ぜて』と言うが、政府は『軟』ばかり。具体的な方針が聞けず、残念だ」と失望感といらだちをあらわにした。また、鹿児島で行方不明になった女性の弟(42)は「この一年、日本とは何か、国家とは何かと考えさせられた。自国民の生命を守らぬ政府とは一体何なのか」と述べるなど、拉致問題の解決を棚上げにした日朝交渉の動きなどに憤りをぶつけていた。

 会見では、八月二日に蓮池さんの同窓生らが市民会館で開く失跡二十年の集いが紹介された。また、新潟市の横田めぐみさんの有力情報をもたらした北朝鮮元工作員の安明進氏(29)=韓国に亡命=の講演会を全国四カ所くらいで検討していることを明らかにした。十八日は救出の会の全国協議会が都内で全国集会を開いた。

(1998/ 4/18)

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