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昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

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石地で古式ゆかしく春祭り 産大留学生も参加
 西山町石地の御島石部神社で二十六日、春の大祭が古式ゆかしく行われ、雅児とみこしの約五十人の行列が集落を練り歩いた。

 同神社の祭りは漁師の信仰を集める山形の寺の流れをくみ、海の安全、地域の平穏を願っている。例年、神社に伝わる木製の神馬、太鼓の小学生、神官の一行も加わるが、この日は雨模様で規模は縮小した。それでも、朝から獅子舞が全戸を回り、祭り気分を盛り上げた。

 神社を出発した一行は、ほら貝と太鼓を先頭に二キロ余りにわたり国道を往復し、港の近くで神事を行った。また、午後は神社で大祭と大和舞の上演を行った。

 このうち、みこしには新潟産大人文学部三年生で中国内蒙古自治区出身のモンゴル人留学生・鮑爾吉徳(ボルジド)さん(20)も参加。鮑爾吉徳さんの家族、親戚は母国の大学教授などが多く、祖母の日本留学時代の同級生が石地に住んでいることから産大に留学した。石地の地域行事や春祭りにも毎年参加しており、「楽しいけれど、きつい」と笑顔で肩をさすっていた。

(1998/ 4/27)

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