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柏崎原発2号機の漏えい燃料搬出

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所は12日、同原発2号機(沸騰水型、出力110万キロワット)の漏えい燃料一体を、詳細検査のため茨城県大洗町にある日本核燃料開発に運び終えたと発表した。今年度第2・4半期に輸送するとしていたもので、日程は核物質防護上の理由から事前に明らかにされなかった。

 漏えい燃料は鋼製の輸送容器に収納し、使用済み燃料輸送船「日の浦丸」(1,240トン)に積み込んで5日に原発専用港を出港、9日に核燃料開発に到着した。搬出時の測定では、輸送容器表面の放射線量などは法令基準を下回っていたという。

 2号機は平成8年に排ガス放射線モニター値の上昇が見られ、同年末からの定期検査で、放射性物質の漏えいを起こした燃料集合体一体を発見、漏れた燃料棒一本も特定した。この集合体は燃料プールに保管されてきた。同原発では、こうしたトラブルが過去4回起きており、このうち6号機の漏えい燃料も昨年10月、日本核燃料開発に運んだ。

(1999/ 7/13)

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