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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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「飛鳥」ウラジオへ

 柏崎港からロシア・ウラジオストクに就航する日本最大の豪華客船「飛鳥」(28,717トン)が26日午前、3泊4日のクルーズに出発した。ふ頭には見送りの家族らが駆けつけ、市内外の乗客546人を乗せて出港する船体に手を振った。 飛鳥クルーズは、物流以外の柏崎港をアピールしようと、市、柏崎商工会議所、民間などでつくる実行委員会(委員長=植木馨・柏崎商工会議所会頭)が企画し、今年で3年目。第1回に続き、2度目のウラジオストクだ。一般募集の乗客は525人。主催の旅行会社、市、実行委スタッフは21人。乗組員は267人。

 乗船手続きの進むふ頭では、陸上自衛隊高田駐屯地の音楽隊が軽快な演奏を披露した。出発式で、実行委員長代理の内藤信寛・同会議所専務理事は「クルーズを成功に終わらせ、来年につなげたい」とあいさつ。ゲンナージイ・フロローフ・在新潟ロシア連邦総領事は「クルーズは日ロ交流に貢献し、新しい出会い、体験が期待できるだろう」と歓迎のスピーチを述べた。この後、野崎利夫船長らに花束が贈られた。

 今年も大洲小児童28人が柏崎太鼓を演奏し、花を添えた。タラップが上がり、デッキから色とりどりのテープが投げられると、見送りの家族と甲板の乗客はテープを取って手を振り合った。全長192.8メートルの船体はゆっくりと岸壁を離れ、花火と音楽隊に送られ出港していった。飛鳥は約30時間の航海でウラジオストクに入港する。

(1999/ 8/26)

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