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昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

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障害者にデイサービス 市内で初めて元気館で

 市内栄町の元気館内で2月1日から、在宅の身体・知的障害者を対象にしたデイサービスセンター(通称・元気クラブ)がオープンする。市内では在宅のお年寄りを対象にしたデイサービスは行われてきたものの、障害者は初めて。市直営で実施するのも初めてになる。市では、4月から実施される介護保険にも適用できるように検討していきたいとしている。

 この事業は、何らかの障害がある人に入浴、給食、機能訓練を行うもの。また、趣味、娯楽活動を通して「自立」「生きがい」を高めてもらい、併せて介護に当たっている家族の身体的・精神的な負担の軽減を目指している。県内では身体・知的障害者のそれぞれ単独のデイサービス施設はあるものの、同館のように同じ場所で実施するのはあまり例がない。

 利用対象は在宅の身体・知的障害者でおおむね18歳以上。同センターのマイクロバスで自宅まで送迎して、午前10時ごろから午後3時半ごろまで館内で過ごしてもらう。車いす使用者はリフトバスで送迎する。一般的なデイサービスのメニューに加え、理学療法士が機能訓練などに当たるのが特徴。料金は給食と入浴の利用者が800円程度。特別食、特殊浴を利用する人も同額だ。

 開設日は土日以外の毎日で、祝日、年末年始は除く。1日の定員は身体・知的障害者とも15人ずつの計30人。ただ、3月までは利用者から施設に慣れてもらうため、定員の半分程度から開始する。利用できる回数は同月まで週1―2回程度、それ以降は利用の人数により対応するという。問い合わせは同館元気支援課リハビリ係(電話20-4210)または福祉課福祉係(23-5111)へ。

(2000/ 1/28)

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